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ミーコワールド

ミーコワールド

 

   「Ⅶ」

親達の中には「一ヶ月やそこらで止めるので全部でなくても

返金を!」と迫った人もいました。

しかし「契約書に如何なる場合でも生徒の方から止める場合は

返金はしない」とあるので返さない、と言われたようです。

それでは「警察へ行く!」と言った親もありました。

ところが、そうなると直後から強持ての男の声で電話がかかり

「もしもし」というだけで切れるようになったという事でした。

諦めて「返金を」と言って行かなくなったら電話はかかって

こなくなったそうです。

 また、マイクロバスのスクールバスを走らせていたので

その中では大変な性的暴力もありました。

わずか3歳や4歳の女の子がそんな行為を大の大人によって

受けていました。

運転手が「お気に入り」のかわいい女の子を自分の運転席の

横に立つよう命令するのです。

他の女の子や男の子も見ています。

「○○ちゃん、ここへおいで」猫撫で声で呼びます。

それで行かなかったら怖い声で同じ事を言います。

怖いから女の子は行きます。

そうすると運転手はその子のスカートの下につけている

アンダースコートを片手でずり下ろし・・・・・・・・・・。

それを見ていた少ししっかりした女の子が家に帰って

母親に興奮ぎみに話しました。

その子の母親が親しい人だったので夜、私に電話してきて

私の知る所となった訳です。

ところが女の子だけかと思ったら、男の子もされていたのでした。

みんな大きな声を出さない「おとなしいいい子」ばかりでした。

その親しい友人は私に言いました。

「最初はあなたの話を信じていなかったの。 

そんな事がこの平和な日本である訳がないと思っていたの。 

むしろ塾が盛況なので嫉妬しているのではないかと

思っていたわ。 ごめんなさい」

友人はすぐ止めさせました。

「お金はドブに捨てたと思って諦めるわ。 子供の方が

大事だから」そう言って諦めました。

しかし、この人は勇気があります。

警察へ車中の出来事を通報したのです。

しかし、警察はお手上げでした。

何しろ5歳の女の子の言う事ですから・・・。

密室の出来事ですから・・・。

それだけではありません。 

友人の子は「被害者」ではなかったのですから・・・・。

そう、法律の盲点を突いた事件です。

警察は私にこう言いました。

「あいつら臭いがするようだ。 

今だ!と思って踏み込んだら蛻(もぬけ)の殻・・・」

「どうやったら法律に引っかからないかよく知っていやがる」

「くやしい! 臍(ほぞ)を噛む思いだ!」と。

そうやって彼らは今も何事もなかったかのように平然と塾を

続けているのです。

「自称」という言葉を知っていますか?

自分がやったのでもないのに自分がやったという、アレです。

その逆に「狂言」という事があります。

被害者でないのに被害者だという、アレ、です。

警察はそれを見極める所から初めなければなりません。

だから犯罪を食い止めるのは市民の協力が必要なんです。

冷静で客観的な協力が必要なんです。
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